[仕事はやめていい]「ちょっと今から仕事やめてくる」人生に疲れた時に自分を見つめ直す映画 (前編)

[仕事はやめていい]「ちょっと今から仕事やめてくる」人生に疲れた時に自分を見つめ直す映画 (前編)

「ちょっと今から仕事やめてくる」のあらすじ

ブラック企業で罵声を浴びながら月残業時間150時間超えの生活を送っている「青山」

家と会社の往復の生活に青山の心身は衰弱していました。

ある日の帰り、駅のホームで上司から着信がきます。

それをみた青山はもうこれ以上生きているのが辛いと線路に飛び込もうとします。

そこに「ヤマモト」と名乗る人物が登場し、青山を助けるところから物語は始まるというなんと重い話なんでしょうか。

この物語には現代のストレス社会の闇が詰まっています。

生きるために働くのに、その働くで人生の全てが支配されている。

果たして自分の人生ってなんなのか?

心身が追い詰められた人間の闇が爆発する映画となっています。

人生に疲れた時に自分と向き合えるこの映画「ちょっと今から仕事やめてくる」をぜひ紹介させてください。

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1.日常的にストレスの溜まる「人生」

現代の社会は生きているだけでストレスがたまるという方がほとんどなのではないかと思います。

好きでもない仕事をし、上司に怒られ、お金もなく遊ぶこともできない。

週末になるのを願いなんとか平日を乗り切る。

そんな人生に疲れている方もいるのではないでしょうか?

今回の「ちょっと今から仕事をやめてくる」では社会問題となったブラック企業を題材にして日常のストレスを描いています。

1-1.ブラック企業

毎朝の号令、毎回の罵声、毎晩の残業そして少ない給料という人の人生を仕事だけで蝕むような会社をブラック企業といいます。

今回の主人公「青山」も上記のようなブラック企業で働いていました。

自分が生きる意味も見出せず、ただ仕事のない週末を待ち望むだけの生活をしていました。

もう心身ともに衰弱し、自殺を図ってしまいます。

ブラック企業の人の人生を奪う恐ろしさは印象的でした。

そんな自殺を図ってしまった青山を助けるのが「ヤマモト」という男だった。

1-2.友人を名乗る男「ヤマモト」の登場

線路に飛び降りようとしていた青山を助けたのが「ヤマモト」という男でした。

彼は青山の小学校の時の同級生だといいます。

そんな男もいたなといった様子で二人は酒を交わします。

毎日のように行動を共にする二人には友情が芽生えていました。

2.現実の消極的受け入れ

そんなヤマモトに助けられ少し日常が明るくなり仕事へのモチベーションも上がり成果も少しずつ出始めます。

そこに舞い込んだ大きな案件。

絶対に成功すると意気込み、本気で働き頑張りますが、なんと最後の発注書のミスが発覚し案件が不成立となってしまいます。

会社に大損害を与え、会社での立場もなくなりヤマモトと出会う前の人生に疲れた人に戻ってしまったのです。

そんな自分を受け入れるかのように、自分はこの程度の男だ、しょうがない、波風立てないように生きていこうと消極的な受け入れをしてますます生活は暗くなっていきます。

2-1.週末を待ち望むだけの生活

そんな消極的な受け入れをした青山はもう自分の気持ちや想いはどこかにいき、ただロボットのように生活するのみ。

仕事のない週末がくるのを願い、平日は大人しく生活する。

もうそこにあるのは青山の人生ではなく、仕事ロボットの人生でした。

3.誰かを落として自分を保つ

青山が再び暗闇に落ちる出来事になった発注ミスでしたが、これは実は同僚が発注書を書き換えたという策略だったのです。

同じブラック企業の同僚なので、誰かが成功すると自分が今度は責められるのではないか?

そんな気持ちが常にあるのでしょう。

青山はそんな自己防衛的な策略で暗闇に落とされてしまったのです。

3-1.居場所がなくなる恐怖

ブラック企業に勤めているのは青山だけではありません。

他にも何十人何百人と働いています。

青山のような仕打ちを上司から受けるのは次は自分かもしれない、そんな感情を持って常に怯えながら働いている人がほとんどでしょう。

ただでさえブラック企業に勤めて人生が狂っている、それなのに自分の居場所さえなくなってしまったら生きている意味がなくなってしまう。

そんな恐怖と戦いながら日々過ごしている故、青山を貶めるような行動に出てしまったのです。

3-2.自己中心的な承認欲求

青山を貶めた犯人はそのブラック企業のエース社員でした。

上司にも可愛がられているエース社員がなぜ青山を貶めるのか?

そこにはエースのプレッシャーと自己中心的な承認欲求が見え隠れしていました。

エースとして会社を背負っている責任感から他の人より当然働く。成果も出す。

それによりなんとか自分の存在意義をたもっていました。

そこに青山が大型案件を持ってきたのです。

エースとしてさらに成果を上げないといけなくなる状況になるのを恐れたのです。

自分の会社での存在意義が危ぶまれると感じ青山を貶めたのです。

自分の居場所を確保するためだけ、自己保身で誰かの人生を狂わせるという自己中心的な承認欲求は見ていて胸が苦しくなりました。

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後編に続く

生きていればそれで良い、自分と自分を大切に思ってくれている人のために生きて欲しい。

自分の人生を生きて欲しい。

そんなメッセージの詰まった後編へ続く(「ちょっと今から仕事やめてくる」人生に疲れた時に自分と向き合う映画 (後編)